アルミのお役立ち情報
Column
2025.2.10
UACJ、加工賃20%以上引き上げ
ミニコラム
昭和軽金属工業・お役立ち情報 2月より
UACJは、2024年4月出荷分からアルミ製品(板・押出・鋳鍛など)の加工賃を20%以上引き上げると発表しました。
物流費や労務費、副資材価格の上昇が続き、自助努力では吸収しきれないため、安定供給の維持を目的に価格改定を決定。
直需・店売りを問わず、国内全取引先に改定要請を行います。
2023年7月以来の大幅改定であり、押出製品については24年の10%値上げに続く動きです。
背景には、働き方改革関連法の影響による物流・労務コストの増加があり、
今後、アルミ圧延業界全体にも価格改定の動きが広がる可能性があります。
製造業においては、今後のコスト管理や価格転嫁の検討が重要となると思われます。
監修者

- 取締役社長
中 保博
昭和軽金属はアルミの加工だけにとどまらないご相談を大切にしています。
設計通りに加工することは簡単です。
その背景にある、お客さまがアルミを加工したい目的はなにか、どのようなカタチで最終品として使われるのか、どうしたら便利に利用されるか。
アルミ加工+「X」を考えてお話することで、お客さまや消費者さまの「!」を生み出します。