お知らせ
お役立ち情報12月号より
2024.12.10
《日本のアルミ産業概念図》
日本のアルミ産業は原料となる新地金を100%輸入しこれを加工する板製造業、押出製造業、はく製造業等の各業種で構成されています。
用途に応じて加工されるアルミ材は輸送、建設などの最終製品の製造業に供給されています。
《ステンレス絞り加工》
当社ではステンレスの絞り加工を行っていますが、
加工が難しい素材です。加工が難しい理由は主に3つの理由があります
1.加工硬化しやすい=ステンレスは加工硬化しやすいため、工数を増やせば増やすほど加工硬化が進み材料の伸びが失われて割れが発生してしまいます。
2,熱伝導率が悪い=ステンレスは鉄の約3分の1の熱伝導率です。発生した加工熱がこもり材料や金型に悪影響を及ぼします。
3,工具との親和性が高い=ステンレスは金型との親和性が高いという特徴を持っているため、加工中に材料が金型に溶着し焼き付きが発生します。
金型の材質、金型に対するメッキや焼き入れの方法、絞り部分の金型Rの形状、加工中の油の選定など工夫することがステンレス絞り加工には不可欠です。
《製品ニュース》
画像:東海道新幹線700系、東京駅の商業施設で再活用されたものを使用
東海道新幹線再生アルミを建材として使用
JR東海と三協立山は、東海道新幹線の車両で使われるアルミをリサイクルした建材「Re Alumi(リアルミ) T」を開発しました。
この建材は高純度の再生アルミ合金を使用し、新地金製造時に比べCO₂排出量を97%削減。
再生率50%の「T50」はサッシやカーテンウォール向け、100%の「T100」はルーバーや外壁材に活用されます。
2025年以降の新築物件に導入予定で、環境負荷を大幅に低減する次世代建材として注目されています。